この記事はおよそ7分で読めます。
電車の網棚にバッグ忘れたーー！！
気づいた時はすでに
電車のドアは閉じて走り出していた。
オワッタ（絶望）
そんな私と同じミスをしてしまった方へ
私の体験談をお話します。
ダイコクユキ
この記事を書いた人
FPダイコクインベストメント代表
資産形成コンサルタント
投資歴16年のFP
結婚7年で資産100万円を4000万円に増やした
講座生さんが半年で資産＋20％増
結論から言うと
忘れ物チャットに書き込んで
１日で特定され、
２日後に現金入りのバッグが手元に戻ってきました。
日本は素晴らしい国であります！
忘れた時の状況
その日は遅くまで仕事があって
疲れてる上に大荷物を抱えていました。
混んでいる１９時台の山手線
始め立っていたので
少しでも腕筋の負担を減らしたくて
重いバッグを網棚の上に乗せました。
いや〜な予感！網棚のは忘れるからキケンですぞ〜
近くの席が空いたので
疲れていたし大荷物の私は
これ幸いと席に座りました。
そして、仕事のメール返信を始めたのです。
座って５分ほどで
降りる駅に到着
いそいそと降りました。
あーーーーーー！！！
バッグ忘れたーーーーー！！！
割とすぐに気づいたものの
すでにドアは閉じて電車は走り出している。
中身は現金と手帳と化粧品
やっちまったなぁ
初動
混んでるホームで
狼狽して
人の流れと逆行する私
大荷物が倒れて床に散らばる。
行ってしまった電車を
見送りながら
頭はぐちゃぐちゃ
胸はザワザワ
とりあえず、床に散らばった荷物を
積み直して
スマホで「JR 忘れ物」と検索します。
「いや、まてよ。
検索するより駅員さんに言いに行こう。」
改札まで歩いていって
お問い合わせコーナーの駅員さんに
「今〇〇分に出発した山手線の電車にバッグを置き忘れました」
といいました。
「それなら、一周してくるのを待って探すのが一番簡単です。□□時△△分に〇〇〇〇という番号の電車が来るので、探してみてください。」
と、すぐに教えてくれました。
あー、１時間近く足止めか・・・
早く帰りたかったので
絶望しつつ
忘れた私が１００%悪いので
コンビニでコーヒーとおにぎり買って
ホームで飲食しながら待ちました。
体力回復と冷静さを取り戻すのに、これは良い行動でした。
財布とスマホは無事だったのが
不幸中の幸い
特にスマホがなければ
何もできなかったので
命拾いをしましたネ。
電車を迎えうち探索
３〜４分おきに
ホームに止まる
山手線を
１時間張り込み
網棚に目を凝らします。
山手線を一周回ってくる電車から
自力で忘れたバッグを
ピックアップするなんて
なかなかの
ミッション・インポッシブル！
奇跡のように感じるんですが、
成功者はいる割といるみたいで
ネット検索してみると、
停車する電車を
一つ一つ全部探して
網棚に脱ぎ捨てたスーツを見つけた。
とか、
自分が忘れ物をした電車が
何時にどこの駅に止まるかを突き止めて
逆行して待ち伏せした。
とか、
朝、電車内に忘れ物をしたのに気づいたけど
そのまま夕方まで仕事して
夜に探したらそのままあった。
つまり、
忘れ物は誰にも気づかれずに
山手線をぐるぐる回る
さすが、東京砂漠
他人のことなんて知ったこっちゃない
みんな自分のことに精一杯な
東京の土地柄が覗えます。
と、感心していたら
来ました！
いざ、決戦！！
これを逃すとまた１時間待つことになる。
失敗は許されない。
・・・・あれ？
網棚の上にバッグがないーーーー！！！
やっぱオワッタ・・・
遅い時間でしたが
東京の電車はまだ混んでいます。
人をかき分けて
前後の車両に移動するも
網棚の上にそれらしきものは見当たらず
２駅ほど先で降りて
反対周りの電車に乗って元の駅に戻りましたとさ・・・
持ち去り？盗難？
とりあえず、ここは諦めよう
取りあえず帰宅
心も体もクタクタになりながら
駅員さんにもう一度
「電車内にバッグを忘れたので一周回ってくるのを待って探したけどありませんでした。」
と言いに行きました。
駅員さんも状況を察してくれて
「こちら忘れ物のお問い合わせ番号です。今日はもう遅い時間なので明日以降何度もかけてみてください。チャットもあります。」
と、こんな紙をいただきました。
きっと私みたいなのが
一日に何人もいるんだなぁ
と思いながらも
親切な駅員さんに感謝して
ようやく帰路につきます。
忘れ物チャット
クタクタになりながらも
忘れたバッグのことが気がかりで
頭から離れません。
なかったってことは
- 誰かが持ち去った
- 遺失物として届けられた
のいずれかです。
現金は5万円は入っていた
そして問題は
手帳！
日々のメモ書きの他
目標とかつぶやきとか、
結構恥ずかしい個人情報が丸見えに・・
しかし、他人のメモ書きなんて
お金目的の持ち去りなら気にもとめないでしょう。
現金抜いたら燃えるゴミに捨てられる？
手帳自体も１万円ぐらいするものなので
新しく買うのもきつい
化粧品もお気に入りのディオール・マキシマイザーが
まだまだ使える状態だったのに・・・
失ったものを惜しみながら
取りあえず「忘れ物チャット」に
- 忘れた時間
- 忘れた電車
- 忘れ物の特徴
などをチャット形式でホイホイ入力し
出てくることを祈りながら寝ました。
入力した翌日
翌日の午前９時頃、JR東日本のお忘れ物案内に電話しました。
３回目ぐらいでつながって
オペレーターの男性に
忘れた状況やバッグの外観と中身について話します。
「今の所そのようなものはありませんね〜、
遅い時間なので車庫に入ってしまうと
システムへ入力が遅れるから、
また根気よく電話してみてください」
やっぱりないか・・・・
都市伝説だと思うけど、
電車内には
私みたいに網棚の上に大事なものを忘れるカモを狙って
持ち主が降りたのを確認して盗み去る
その道のプロが1車両に1人いる
なんていう
ネット情報が頭をよぎります。
私のバッグは盗まれて
現金を抜き取られて捨てられたんだ・・・・・
と、思ってゴロゴロしていたら
一通のメールに気づきます。
追加情報を求められる
電車にバッグを忘れて
忘れ物チャットに申し込んだ翌日の昼過ぎ、
私のメールボックスにこんなメールが届きました。
「追加でお伺いしたいことがございます」
ここで私が求められた情報は
「フルネーム（かな）」
これは見つかったじゃないの〜？
期待が高まります。
追加情報を入力して３時間後
キターーー！
お伝えしたい内容は、
申告の内容に近い品物があった
とのこと。
すぐ取りに行きたい気持ちを抑えて
翌日の都合がいい時間で
受け取り予約をしました。
受け取りには本人確認があるので
運転免許証を持っていきます。
そして、対面
かくして、
私の２日間に及ぶ
山手線に忘れたバッグの回収が終わりました。
どうやら親切な乗客さんが
遺失物として届けてくださったそうで
ありがとうございます。
まとめと感想
今回は結果オーライでしたが、
忘れたと気づいた時
走り去る電車の番号と
降りたのは何号車だったかを
確認すればよかったです。
なにより、
- 網棚の上に物は置かない
- 混んでる時間の電車に大荷物でのらない
予防策としては
こんなところでしょうか。
といっても、
仕方なく混んでる電車に乗る場面もあると思います。
日本が治安の良い
良心がしっかりある人が多い国で
あり続けるのを願います。
