旦那の給料が少ない共働きはうまくいかない?夫婦円満になる家計のバランス

この記事は7分で読めます

8/27号の週刊SPAにこんな見出しが載っていました。

共働き時代は「妻を伸ばす」で世帯年収を倍増できる
夫婦で稼ぐの新常識
二馬力世帯・大黒柱妻・副業家族etc..

↑編集の方のツイートがあったので引用させていただきました

週刊SPAといえば、
おじさん達の下世話な話
じゃなくて、
おじさん達の欲望と悲哀に満ちた
薄い本のイメージ。

私はこの見出しをみて、
時代は変わったなー!

と感じたんです。

「自分は妻より稼いでいる」というのが、
夫たちを支えるプライドであった時代は終わり

  • 給料が低い方が家事育児を担当する
  • 夫の稼ぎを補填するために妻が働く

ということも
時代錯誤 になりつつある。

とはいえ、
「夫が家長」とか「女は養われて当然」とか

凝り固まった考えを捨てきれない人は
まだまだ結構な数いらっしゃる
のではないでしょうか?

〇〇年間で染み付いた常識、
習慣や価値観を捨てるには
どうすればいいか?

また、お金が原因で
パートナーとの関係が悪くなってしまった時の
対処法は?

考察してみます。

ダイコクユキ

この記事を書いた人

FPダイコクインベストメント代表

資産形成コンサルタント

投資歴16年のFP
結婚7年で資産100万円を4000万円に増やした
講座生さんが半年で資産+20%増

Profile Picture

お金について話し合えない夫婦

「お金を稼いでいない私は
優秀じゃない」

と、思ってる妻や

「たくさん稼いでも
妻に全部持っていかれるから
おもしろくない」

と、思ってる夫は
全国に何十万人〜はいると思います。

お金を稼いでいてもいなくても
家族には扶養の義務があるので

自分が使うお金と
家族のために使うお金との
暗黙の駆け引き
どの家庭でも行われているでしょう。

夫婦でトラブルにならない家計負担の割合

共働きの場合、折半だと
稼いでない方や家事育児負担が大きい方に
不満がたまります。

かと言って、
夫婦で割合を決めて
その通りに負担するのでは

時短勤務や
子供にかかる金額が増えた時などに
対応しづらい。

私のオススメは

Success

夫に家計を全部任せて
妻が必要なお金を申請する

サレンダードワイフおすすめの方法です。
参考記事↓

サレンダードワイフが効果あり!私も離婚を回避したすっごい方法

「私ばかりが我慢してる」「夫に辛く当たられる」「夫は私のことを愛していないんじゃないか」 こんなお悩みありませんか? 自尊心のために「いい妻」「いい母」になろうとしていた以前の私に伝えたい! 夫婦関係が劇的に変わる秘訣 […]

パートナーの収入を知らないとか
もめるのが怖くて
お金のことを話し合わない夫婦も
多いようです。

腹を割って話し合わないと
夫婦は仲良くなれない

私は思います。

お互いの出方を伺って
心の奥にはもやもやを抱えながら

どっちが優秀か?みたいな競い合いは
思いやりではなくエゴなんですよね・・

ダイコク

次の週末のお互いゆったりしてる時間に、「ちょっとお話いいですか?」って切り出してみてください。モヤモヤがなくなってスッキリしますよ。

専業主婦か共働きか

平成の半ばぐらいまでは
女子の専業主婦へのあこがれって
まだあったと記憶してるんです。

外に働きに出ずに
家で家事して子育てして
毎日ご主人の帰りを待って

昼ドラみて友達とお茶して・・
みたいな

いわゆる、3食昼寝つき
クレヨンしんちゃんのママ、
みさえみたいな生活ですね。

専業主婦になった国立大卒の友人の話

実際に私の大学の友人が
「専業主婦になりたい!」ってずっと言っていて

大学卒業したら2年ぐらい地元の企業で働いて
大学の頃から付き合っていた先輩と結婚して
1年ぐらいで子宝にも恵まれて
田舎の専業主婦になりましたが

お金には苦労してそうだけど
のんびりした生活で幸せそうでした。

学歴もあって稼ぐ能力がない、
というわけではないけれど

「パートの安い時給で働きたくない」
と言ってましたね・・・

「10円でも安く食材を買うために
スーパーをはしごしてる」
とも言ってました。

専業主婦って幸せなのか?どうなのか?

旦那より稼ぎたい妻

一方、共働きでバリバリ稼ぐ妻

家事も育児も仕事もよく出来て
産休育休・時短勤務にも関わらず

夫と同様に給料をもらう人も
世の中にはいるでしょう。

仕事ができる妻ほど
産前は夫と同等であったのに
産後キャリアも給料も置いていかれることに

耐え難い苦痛を感じるものです。

さらに、
「自分は外で稼いでいるから
家事育児はよろしくね」

なんて態度をとられると
カチンとくる!!

ダイコク

昭和平成の時代、家庭は実際にこれで随分揉めたでしょうね。

主婦起業界隈では
「夫より稼げるようになる!」
というのが、一つの達成のように語られます。

それだけ、
「稼げない=無能」という思い込みと
年収格差をいいわけに家事育児をしない夫に

悩みや不満を抱えている妻も多いということ
なのでしょうね。

夫側から見た稼ぐ妻・稼がない妻

日本の平均年収をみていると

1馬力が生活がキツイのは当たり前
だと思います。

子供を1人育てるのに2000万円は必要!

大学卒業までの学校教育費だけでも計算すると

全て公立でも 809万円
全て私立なら 2,363万円

教育費(千円以下切り捨て)
公立幼稚園49万円
私立幼稚園92万円
公立小学校211万円
私立小学校1000万円
公立中学校161万円
私立中学校430万円
公立高等学校(全日制)153万円
私立高等学校(全日制)316万円
国公立大学233万円
私立大学523万円
出展:(文部科学省)令和3年度子供の学習費調査の結果について
(日本学生支援機構)令和4年度学生生活調査結果

学校にかかる費用の他にも、

食費、被服費、おもちゃ代
習い事、お小遣い、休日のレジャー代

子育てにはたくさんの
お金と時間がかかる!!

教育費は削れない

周りを見ていても
お金に余裕のあるご家庭は
大体子供が0人〜1人です。

2人以上になるとやりくりを頑張らないと
世帯年収1000万円超えでも余裕はない。

年収が全体の上位1割ですら
教育費貧乏になってしまいがちです。

夫は妻の収入が世帯収入の40%を上回ると苦痛を感じる

というのは、古い古い価値観で、
日本人が全体的に貧乏になっている
今の時代は

「稼いでくれれば生活が楽になって嬉しい」

と、いうのが夫側の本音ではないでしょうか?

我が家も私が投資で稼ぐようになって
夫の思いとしては

旅行に行ったりや車が買えて楽しい。

みたいです。

「妻の負担軽減のために家事育児を手伝う」
ではなく、
「妻の収入維持のために家事育児をする」
方が建設的!

単純に使えるお金が増えるのは
男でも女でも嬉しいですね。

必要なのは優しさと思いやり

意地とプライドは誰にでもあります。

生活費を稼ぐという
家族の生命線がかかってること
ではありますが、

ただ「がんばりやさんだなぁ」といって欲しいだけ
そのために頑張ってる人もいるのではないでしょうか?

プライドの鎧はいらない

ぶっちゃけ、日本の物価は
まだまだ低いし

食べるものと着るものと安全な寝床さえあれば
お金なんてなくても生きていける!(これは極端ですが笑)

カリカリしないで、
家族に必要なのは

優しさと思いやり!

「仕事ができるのはきみのおかげだよ」

とか、

「いつも働いてくれてありがとう」

とか、

優しい言葉をかける余裕が
夫婦ともに必要です。

まとめ

大事なのはコミュニケーション

夫婦生活は長いです。

子供が出来たり
引っ越ししたり
転職したり

いろんな変化もあります

「他人を変えることは出来ない。自分が変わるしかない」
とは言いますが、

思いや希望を伝えることを諦めてしまっては
不満がたまるのは当然で

お金のこと以上に
お互いの気持ちを大事にしていく
ことが
夫婦円満につながるのではないかと思います。

しっかりコミュニケーションが取れていて
仲のいい夫婦にとっては

どちらが稼いでるか?
とか
生活費の負担割合は?
とか
些末なことなんですよね。

しかし、それでもお金は最低限ないと困る!!

という方は、ぜひこちらをどうぞ↓

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