インデックス投資を勧める8つの理由(「敗者のゲーム」に学ぶ投資哲学)

初心者でもそうでなくても、インデックス投資が最強と言われる理由
をご存知ですか?

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)、楽天・全米株式インデックス・ファンドなどなど

投資の神ウォーレン・バフェットは妻に
「自分の死後は資産の90%をS&P500インデックスファンドに投資せよ」
と言っていますし


リベ大の両学長、厚切りジェイソンさんなども著書の中で
インデックスファンドを大絶賛しています。

参考にしましたのはこちらの本↓

「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス 著、鹿毛雄二 訳 2015年)

なぜ、インデックス投資がそんなにお勧めなのか
理由を8個にまとめました。

ダイコクユキ

投資アドバイザー

FPダイコクインベストメント代表

Author

1984年生まれ、社会人1年目から投資を始める。
理学部卒の元地方公務員で現在は2児のママでプロのぬいぐるみ作家
好きなことをして生きる女性に最適な投資を提案しています。

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プロの運用機関でも、市場平均に負けている

一流の大学を出て、金融のプロとしてトップクラスの投資スキルを持つ集団が
有利な投資機会を見逃さないよう全集中しているようなアクティブ運用に

どうして金融教育を受けたわけでも、四六時中市場の値動きを気にしてるわけでもない
私達個人投資家が勝てようか、いや、勝てるわけ無い!

と思われるかもしれませんが、

それが勝てるんです。

「敗者のゲーム」第1章より引用

こちらの図より

  • ほとんどの年において半分以上のファンドは市場平均に負けている
  • 過去10年、平均32%の株式ファンドしかS&P500(市場平均)に勝っていない。

15年にわたってS&P500指数に勝ってきたという、一流投信のファンドマネージャーの話

15年の彼のリターンは年率16.5%、S&P500は11.5%(1990年1月初めから2005年12月末まで)
ところが、その後の3年(2006年から2008年)
彼が上げたリターンは-23.7%、市場平均を8.4%下回る結果になった。
15年はうまく増えたけどその後3年の暴落で

トータルリターンは 8.6%、市場平均の7.9%をわずかに上回る水準になった。

「敗者のゲーム」序文より

これだと、投資に掛けた時間や労力に見合わないですよね。
投資の勉強して投資対象をリサーチして、
いざ買ったら今度は値動きチェックでストレスの毎日

楽しみでしている人ならまだしも、他に仕事も家事も趣味や遊びの時間も削って
利益を出すため尽力しているのに
インデックスほったらかし投資とリターンが同じぐらいなら

インデックス投資に軍配があがりますね。

コストが安い

投資におけるコストとは簡単に言うと、手数料と税金です。
手数料は運用する会社に払うもので、信託報酬とか管理費用と書かれていたりします。

この手数料率を侮る人が非常に多い!

いわゆるアクティブ運用(ハイリスクハイリターンな運用)の手数料(信託報酬)は高すぎます。
昨年話題になったレバレッジNASDAQ(レバナス)の手数料は0.99%

インデックス投資として代表的なeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は
手数料(信託報酬)0.10%です。

10倍違う!

普段ポイ活やら投資の利回りを計算されている方なら
1%の手数料が高いことはすぐにおわかりになると思いますが、

百万円の投資に対して手数料レバレッジNASDAQなら1万円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)なら千円ですからね!
この差は大きいです。

「敗者のゲーム」第20章記載の図

手数料はインデックス投資の中でも証券会社や商品によって差がある場合がありますので
よく比較してみてくださいね。

税金もNISAを使えば0円ですが、使わなければ運用益と配当金に20.315%です。

投資信託は日本に約6000本あると言われています。
つみたてNISAならその中で厳選された約220本のファンドしか買えませんから

自動的に手数料の高いぼったくりファンドが対象から外されていて便利です。

便利で安くて最高!

やっぱりつみたてNISA
ぜひ、始めてくださいね。

タイミングに迷わない(機会損失を避ける)

誰だって安く買って高く売りたい!
しかし、市場タイミングを狙う取引は非常に難しいです。

正解は1日でも早く始めること。

初めてすぐに暴落してもいいんです。過去データからその後ぐんぐん伸びていきますから

本の中にすごい図が載っていました。

1980年から2008年の間でベストの何日かを逃した場合の
リターンへの影響を表したグラフなんですけれども

ベスト10日を逃しただけで、リターンが2.5%も減ってしまうんです。

ベスト20日を逃した場合は4.2% 、ベスト30日を逃した場合は、ほぼ半分

これは怖いですよね。28年間でたったの30日を逃しただけでこれだけ減ってしまう。

投資家は、稲妻が光った瞬間に市場に居合わせなければいけない。
光ってからでは遅いのです。

答えはずっと市場に参加していること

簡単に買える

市場の原理原則として、売る人と買う人がいなければ、取引は成立しません。

どれだけみんなが売買したかというのは、出来高を見ればわかるのですが
インデックスファンドは知名度もありますし、
みんなが注目して買っているものですので

いつでも売買できる状態です。

これがマイナーな株などですと、特に暴落時などは売りたくても買いたい人がいなくて
売れないことがあります。

*これを流動性リスクと言います。

インデックスファンドに関しては売りたいときに売れない心配はほぼありません。

ポートフォリオの管理が簡単

投資の格言で、卵は1つのカゴに盛るなというのがあります。

安いと思ったから、個別株に一括投資!
これハイリスクです。

最悪、会社が倒産して、株式の価値がゼロになることもあり得ます。

インデックスファンドは米国のS&P 500とか、日経平均などの
指数に連動するようにポートフォリオが組まれていますので

あれこれ考えて、買わなくても、1つ買えばいろんなものが少しずつ入っている
お弁当みたいなものです。

会社一つ一つは、業績が良くなったら上場し、悪くなったら、上場廃止になるなど
変化が激しいですが

その組み換えも、信託会社が勝手にやってくれますので
何もせずに分散ができてしまう。これはとっても便利です。

ストレスがたまらない

私は趣味でFXをしているのですけど
チャートに張り付いておくのって

すっごいストレス!!

投資って上がっても下がってもストレスなんです。

ん?上がってるのになんでストレス?と思われるかもしれませんが
上がって決済して利益確定したあとにその2倍3倍に価格が伸びたらどうでしょう?

「売らなきゃよかった!もっと儲かったはずなのに!」
すごいストレスです。

上がったところで売り時を逃してホールドしてたら
下がってマイナスなんてこともザラにありますから

株やFXや暗号資産などで利益を狙うと大変です。
しかも、頑張ったからといって確実に勝てる方法はありませんから

仕事も家事も育児も忙しい女性にはおすすめできません。
他のことに時間と労力を使ったほうが人生が有意義です。

時間がかからない

インデックス投資は一番初めにどんなものか勉強して
設定してカード払いや口座からの自動引落しにするだけですから

私は投資に、年間1時間もかからないです。
それなのに拍子抜けするくらい簡単に数年で数十万円増えました。
(数百万円の運用で2020〜2022年のS&P500でつみたての場合)

この方法を知る前、
私が23歳ぐらいのときに初めに買ったものはJ−REIT(日本の不動産投資信託)でした。

格付けを見て、利回りと実績、出来高、総資産額、社会情勢
などなど考慮して銘柄選定

公務員をやりながら100万円を運用して
年に6万円ぐらい分配金を受け取ってました。

幸い、時は2008年のリーマン・ショック後
暴落時にチャンスと思って買い込んだので時価総額もよく伸びて
わずか2年ほどで私の上京とぬいぐるみ作家開業の資金になったのです。

REITは不動産、不動産はバブルになりやすく実は株よりハイリスクと言われています。
買ってすぐなどはトイレに行くたびにスマホで時価をチェック

下がっていても上がっていても
モヤモヤ〜とした思いを抱えながら時間を使っていました。

インデックス投資はほったらかすと決めているので
全く時間もストレスもかかりません。

目的や方針がぶれない

インデックス投資でつみたて長期運用は

  • 老後資金
  • 子供の教育資金
  • 自分で作る年金
  • 早期引退(FIRE:financial indipendent retire early) 資金

に最適です。

「老後資金のために積み立てをしていたけど、ちょっとぐらいなら旅行に使ってもいいかな?」
とか、

「マイホームや車の頭金にしようかな?」
とは考えないようにしてください。

幸い今の日本は低金利ですから
住宅ローン返済の金利よりインデックス投資の金利が高いです。

車もローン組んで購入
今は残価設定型も多いので上手に利用する方がマネーリテラシーが高いですよ。

つみたてNISAでインデックス長期投資で運用しておけば
普通預金やタンス預金しておくより

出すときに判断が要りますし、増えていくのを見ると安易に取り出したくなくなるんですよ。
目的達成しやすいです。

まとめ

テニスに例えられるのですが、アマチュアは失点をしないことで、つよい人に勝てる。
勝ちに行こうとするとミスして負ける。

昔バドミントンやっていた私にはとても思い当たる事です。

運用会社の宣伝広告にあおられて、コストの高い投資商品を買ってはいけません。
昨年あたりも、レバナスとかでたくさん利益だしてる人を見ると、羨ましく思うかもしれませんが

年末の暴落で半分以下になったと嘆いている人Twitterでたくさんいました。

投資がうまくいって短期間ですごい資産を築いた人でも
そのやり方を続けてうまくいくかどうかと言うのは、ほぼ博打でギャンブルです。

私たち個人投資家は、このことを知って
選択肢は1択ですね。

老後の資金を効率よく用意するためにインデックス投資始めていきましょう。

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